2025/07/21

リカちゃんのおへやとビューティハウス

日本のリサイクル・ショップでは、最初に覗くドール・コーナーの中でも、ジャンク品コーナーを真っ先にチェックします(…まんまとホビーオフの歌の通り)。ジャンク品のドールは概ね五百円以下なものの、状態やレア度は正直ジャンク以外とそう変わらない物も沢山あり、基準はかなりあやふやです。こう言う店では古物のマニュアルが完備されスタッフが厳正に査定しますが、やはりドールは余程沼っている人じゃない限り、価値は非常に判定しにくいのだと思います。 写真↑↓は、「新入りの確認はハイちゃんに任せてにゃ! 念入りにするよ」の灰斗くん。

ジャンクの中で特に安いのがリカちゃん人形等用のハウス類で、百~二百円程度から販売されています。買い取り価格は、恐らくタダ同然なんだろうな。外箱がなかったり、付属の小物がコンプリートじゃないのでジャンクなのだとは思いますが、完全に揃っていなくても遊ぶのに十分な物は沢山あります。

姉の家からギリギリ歩いて行ける距離にホビーオフがあり、滞在中は運動の為にも時々出掛けていました。其処で、ジャンク品の二百円のリカちゃんハウスを二つ購入して来ました。

どちらも今時のリカちゃんに多い、厚紙で出来た簡単に組み立て閉じる事の出来るバッグ型です。欧米だと巨大なドール・ハウスを家具のように置きっぱなしするのが伝統のようですが、日本の住宅事情の多くにとってはそれを許さず、子供がお片付けも学べて持ち運び出来るトランク型は、親御さんにとっても有難り工夫だと思います。新品だと紙製の割に結構なお値段に思えますが、返ってプラ製より丈夫で壊れにくいのかも知れません。 

まずは、こちらを開封。2013年に発売された「すてきなリカちゃんのおへや」だそうです。

中には、こんな家具や小物が入っていました。マクドナルドのおまけのリカちゃん人形も、一緒に入っていました。当然揃ってもいなければ部屋の内容に合っていなく、部品の足りない用途不明な物も混じっています。

内側は、こんな感じ。

女の子のお部屋らしく、可愛く小物・インテリアがプリントされています。今も昔も西洋のファッション・ドールの場合も、ハウスの壁は大抵このプリント仕様で、 子供の頃から正にこの子供騙しの誤魔化しがイヤでした。 

片側は、屋根部分が壊れています。まあ、この部屋自体を自分のドル活に利用する事はなさそうです。

続いて、こちらを開封します。

窓の大きさは、正直リカちゃん人形のスケールに全く合っていません。

2017年に発売された「ビューティハウス」と言う美容室みたいな部屋です。

ドアの周りの、白い棚はちょっと面白い。 外して再利用出来そうです。

この中に入っていた物達も、やはり内容がバラバラで部品も足りず遊び辛そうです。

しかし、二つとも開封してみてピンと来ましたが、この二つの中身を組み合わせると、それぞれ付属品はほぼコンプリートになるのです。

明らかに同じ人が二つ共適当に小物類を詰めて売ったはずで、店側では何も考えずに仕分けせずそのまま梱包して売ったようです。こちらも深く考えなかったものの、偶然両方買ってラッキーでしたが、正にガチャです。

概ね家具も家自体も22㎝のリカちゃんサイズで、27㎝ドールには小さ過ぎて合いませんが、中には他ドールの背景道具にも使える物があります。姉が美容室の方のドレッサー等は改造してみたいと言ったので引き取って貰い、リカちゃんのお部屋のみ自分の物にしました。

この小さなバッグ型一つ分位ならイギリスに持って帰れる…と思いましたが、やはり最終的には他の物で荷物がぱんぱんになり、申し訳ないけど姉に預かって貰っています。

 

 

 


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