2025/06/03

六月の猫便り

 

本当は五月の庭の写真と一緒に撮りましたが、単に月が替わったので題のみは「六月の~」となりました()

私が庭に出ると、例え二階でぐっすり眠っていても、何故か気付いて庭にすっ飛んで来るタラちゃん。

そして、「自分を見て構え攻撃」が凄まじい。

特に私が庭の写真を撮っている時は、一際やっかみが酷くヘソ天し捲り。

普段は庭でタラちゃんにカメラを向けても、すぐに撫でて~と動いて寄って来てしまうので、これを好機としてしばらくヘソ天させたままにしておきます。

ところで、例え真っ黒な猫でも、年を取るにつけ茶けて来る事があるのですが、タラちゃんの黒い毛皮の一部も最近茶けて来ているのに気付きました。

 
どうも太陽光で褪せて茶けて来るようなのですが、確かに日向ぼっこで良く背を向けている側のみ茶色くなって来ているようです。

もしかしたら、これから三毛猫になる??(笑)

もうすぐ8歳になるので、猫としては既に中年に入っており、健康には一層気を付けて上げないといけないと思っています。
とは言え、身体能力や毛艶、食欲等には、今の所未だ衰えは見えません。べたべたの甘えっこぶりも健在。

実はこの側にネペタ(キャットニップ)を植えてあるので、触って匂いを嗅がせろと催促している所なんですが………、何か体型が最早猫じゃありませんね⁉ 香箱を通り越して米櫃座りっつうか()、体格からして圧がスゴイ。

その内、勝手にヘソ天ごろごろを始めました。

今日も猫が床や地面に転がっている我が家は、平和だなあとしみじみ感じます。 





2025/06/02

イーネオヤの白鳥のブローチ

 

今年の自分の誕生日に、お友達のキチ吉ちゃんから、この作家さん物の白鳥の刺繍のブローチを頂きました。一目見て、ひゃーウットリ素敵過ぎて、語彙を失うとは正にこの事と思いました。

分厚いフェルト地の白鳥には、刺繍が施されいるだけでなく、極細の縫い糸で鈎針編みした、夥しい数の花モチーフが立体的に縫い付けられ、つまりトルコの伝統手芸イーネオヤに近い造りになっています。更に、小さなシード・ビーズが縫い込まれています。

キチ吉ちゃんの話だと、編んでから彩色するそうで、確かにこの繊細なグラデーションは、糸の色を変えただけでは無理そうに見えます。この小さなブローチの中に、眼が眩むような細かい手の込んだ工程が詰まっています。

パッケージの箱が、これまた可愛い。桐らしき木箱に、手描きに見える淡い花模様が描かれています。

どんなに宝石が煌めく高級なブローチより、私にとってはこのブローチは尊く魅力的に見えます。こんな素敵な物を世に生み出してくれた作家さん、これを私の誕生日に選んで贈ってくれた友達、本当にありがとう




2025/06/01

アンバーとグレイのラインストーンのブローチ

 

今年最初のフリーマーケットでは、このビンテージ・ブローチも買いました。アンバー系ラインストーンのブローチは今までも何度か見掛けましたが、グレイとの組み合わせはちょっと新鮮で素敵だと思いました。

幅は5㎝強で、ボリュームと充実感は十分あります。一番大きなマーキス型の石は、長さ約1.5㎝。ピンの位置から、これが天地のようです。


何一つ対称ではない配置も、動きがあって独特で魅力的です。地金には全体的に細かいシボの型押しがあり、輝きが落ち着いています。

石は爪留めではなく、状態も綺麗な事から、もしかしたらビンテージと呼べる程古くないのかも知れません。しかし古いかどうかより、魅力的なデザインか着用可能かどうかの方が大切です。そもそも、ブローチと言うアイテム自体が、今は余り流行っていないらしくて最早レトロなのです。