私が今年単独で日本に一時帰国していた間、P太はVR仲間とのマンチェスターでのパーティー(注:バーチャルではない)に出席しました。わざわざフィンランドやアメリカからの参加者も居たようで、其処でアメリカ人が持って来たプレッツェルが、「止められない止まらない」の、今まで食べた中で最高の衝撃の美味しさだったそうです。商品名やメーカー名を忘れないよう、わざわざパッケージを貰って取っておく程でした。
更に、イギリスでは手に入らないけど忘れ難い美味しさだからと、そのアメリカの友達にお金を払ってお願いして、5パック1カートンを送って貰いました。
それがコレ。アメリカ人のプレッツェル好きは尋常ではないと聞きますが、本場ドイツのパンとクラッカーの中間みたいな食べ物ではなく、あくまで袋入りスナック菓子としてのプレッツェルの事です。一袋1㎏近くとずっしり重く、この大きさがアメリカを物語っています。友達は、コストコで購入してくれたそうです。じゃあイギリスのコストコでも売ってるんじゃないかと調べましたが、イギリスでも日本でも入手不可能なようです。
長さは5㎝程度で、直径は1㎝位のツイスト状。味の原材料は、塩、スパイス、オニオン・フレーバー、ガーリック・フレーバー、バター・パウダーと書いてあります。糖分ゼロとのことですが、コーンシロップは入っているので疑問です。正直イギリス並みの味覚のアメリカに、世界で最も美味しい食べ物が存在するなんて全く信じられませんでした。で、当然私も試食してみました。
本来のプレッツェル同様に岩塩の粒塗しが少しクドイのですが、全体的には割と軽い味付けで確かに美味しいと思いました。玉ネギとニンニクの風味は隠し味程度で、その代わりスパイスが利いて結構辛く、おやつとしてよりビールのつまみに打って付けと言う感じ。こう言うスナック菓子って、ケミカルたっぷりな複雑な味(南国BBQ味とか)より、塩&胡椒メインのシンプルな味付けが結局一番美味しくて食べ続けられます。硬過ぎず柔らか過ぎず、大きさも歯応えも丁度良し。
そして、何より後味が良い。バターの風味が強いのか、クリーミーなまろやかな甘さが口の中に残ります。機内では良くサワークリーム&チャイブ味のプレッツェルが出て、あれも結構美味しいものの、口の中にネギ系の風味の長く残るのが寄りによって(歯磨きに行くのが面倒な場所で…)毎回気になります。
普段P太は、週に一、二回のVR時に酒を飲みます。今までそのツマミは、ポテトチップスかナッツ類でした。しかしこれからしばらくは、ポテトチップスを買わなくて済むねと話していました。このプレッツェルは、ポテトチップスよりは油分が少ないけれど、ナッツよりは健康的ではないと言ったところ。どちらにせよ全てカロリーは高いので、夜中に食べるべきもんじゃあないとは思います。ところが、このプレッツェルは結果的に送料も含めてかなり高く付いた為、バカスカ食べるのには勿体なくて、やはりポテトチップスをツマミに買っています。
で、これが本当に世界で一番美味しいか?と聞かれれば、世界中のプレッツェルを食べた事は当然ないので、比較のしようはありません。しかし、歯応えだけは劣るものの、日本のグリコのビアプリッツだって全く負けない位美味しいよと私は思います。そしてこのプレッツェルは食べ応えがあり、また岩塩のダイレクトなしょっぱさがやはり結構ガツンと来る為、二、三本で満足してしまいます。結局止められない&食べ続けられると言う繊細な味付けの点では、断然ビアプリッツが勝ります。が、それはP太にとってはショックだろうから内緒です。
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