2025/05/08

小野名物「シェフリー松月堂」のアイスバーガー


 

昨年のリカちゃんのお誕生日5月3日に、姉と二人でリカちゃんキャッスルを訪れ、近くのイタリアン・レストラン「チルコロ・イル・ピッコロ・カンポ」で昼食を取り、「小野町ふるさと文化の館」を見学した後は、昼食直後はお腹に余裕が無く食べられなかったけれど(食いしん坊姉妹でも流石にw)気になっていた、小野町名物のアイスバーガーなる物をおやつとして食べる事にしました。

「シェフリー松月堂」と言う、長く愛されているらしい洋菓子屋さんで販売しています。場所は、リカちゃんキャッスル近くの交差点のコンビニ(ミニストップ)の隣。

正式名を「おのまち小町アイスバーガー」と言います。小野の町名の由来は、平安時代初期の公卿・文人・政治家の小野篁(地獄へ行き来した事で知られる)の荘園が在った史実に基づきます。その娘だとも言われる歌人で絶世の美女小野小町は、ここで地元女性との間に生まれたとの伝説があり、その為「小町アイスバーガー」の名前が付いているようです。

チョコレートとブルーベリーを、一個ずつ注文しました。

注文を受けてから、バンズをトーストしてアイスクリームを挟みます。店には、飲食用のテーブルもあります。この日の外はかなり暑かったので、店内で頂く事にしました。

マリトッツォも食べた事がない私は、正直アイスとバーガー・バンズなんてそう合う訳がないと疑っていました。が、…御免なさい‼と平謝りしなければならない程、バランスがばっちり合っていて驚く程でした。

薄めのバンズはカリッカリに焼き上げられ、ナッツの歯応えや香ばしさが良いアクセントになっていて、アイスの円やかさや冷たさ、ソースの滑らかさも絶妙な組み合わせに工夫されています。そして、やはり作り立てを即頬張らないと、このハーモニーは味わえません。

このお店は、沢山の種類の美味しそうなオムレット・ケーキも目玉のようで、全ての味を買って試してみたくなりました。

上の写真は、小野新町駅に展示されているジオラマ。小野町は丁度郡山市といわき市の中間位に位置し、どちらへ出るのにも時間が掛かる為独自の商業が発展し、私の子供の頃は駅からリカちゃんキャッスルまでの通りは、ずらりと商店が立ち並んで賑わっていたと記憶しています。しかし今はその商店はほとんど無くなり、商業や行政の中心は高速道路のインター付近に移行しているようです。もし車で来ていたら目的地だけ訪れてさっさと帰る所でしたが、今回は列車で小野町を訪れてじっくり旧町内を見て廻る事が出来、一味違う興味深い訪問になりました。昨年の一時帰国で、旅行と呼べるお出掛けは結局これだけで、私にとっては凄く充実した一日でした。




0 件のコメント: