2025/05/22

奥会津の旅 小池菓子舗のあわまんじゅう

会津柳津虚空蔵尊を参拝したら、無視出来ないのが門前名物の粟(あわ)饅頭です。この町に粟饅頭屋は何軒かありますが、断然お勧めなのが「小池菓子舗」本店で、他の店のとは雲泥の差だと聞きます。大の甘党の父の好物で、私も子供の頃から何度か食べていますが、正直大人になるまでこんなに美味しいとは実感出来ませんでした。例え私がお勧めしなくとも、食いしん坊で名物銘菓に目のない姉が喰いつかない訳がありません。

しかし前回の観光オフシーズンでさえ、この店だけは結構並んだのに、今回はGWの真っ只中。リニューアルされ大きくなった店(前のレトロな店舗も好きだったが)の前には、無情の長蛇の購買者の列が出来ていました。

私と姉が買う為に並んでいる間、義兄は駐車場の車の中で待機していました。しかし余りに時間が掛かるもんだから、お腹を空かした義兄の機嫌が悪くなるんじゃないかと心配し(おまけにこう言う時はスマホ出ない見ない)、一度私が列を離れて義兄に状況を連絡しに行きました。

戻って来て「何だ、さっぱり(列が)進んでないじゃん」と思わず口から出てしまい、周囲の顰蹙を買いそうで姉から注意されました()。しかし、店の人が総勢で全力疾走のてんてこ舞いで蒸し上がったばかりの饅頭をせっせと箱詰めしているのにも関わらず、何故こうも進むのが遅いのかと言えば…、一人に付き10箱位買う客が多いからです‼

結局、一時間近く待ったかなあ。やーっと私達の番が回って来て、父と知り合い家族へのお土産用の計二箱、更に自分達のおやつ用にバラを買いました。出来立て蒸し立てはやはり格別ですが、この貴重な小旅行中に一時間を失ったのは大きい。小池菓子舗のあわまんじゅうの箱詰めなら道の駅等でも買えるので、こんなに混んでいる時期は、そちらで妥協しても良かったかもと反省しました。

 

追記:小池菓子舗のあわまんじゅうは、アニメ「ざつ旅」の第一話目にもちょこっと登場していました。白虎隊の自刃の場・墓所で有名な飯盛山の麓にも、直売店が在ったんだなー。


 

 

 

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