2024/12/14

11月のアーディングリーのアンティーク・フェア 1

 

先月の初旬、イギリス南部最大の骨董市Ardingly アーディングリー(アーディングライ)のアンティーク・フェアの今年最後の開催日に、夫婦で再び行って来ました。

以前は年に12回だけ訪れていましたが、今は2カ月毎の開催日のほぼ全てに出掛けています。P太の好み&目当てが変わって、以前よりも骨董市やアンティーク・モールに興味を持ち、それ位楽しむようになったからですが、問題はフェア自体の出店数がどんどん減って来ている事です。

一回に付き二日間開催の内の前日の天気も悪くなく、当日は霧掛かっていたものの雨は降っておらず、11月にしては全く寒くない気候でした。が、やはり出店数は益々ショボい状態でした。

以前は、この通路の両脇は出店ストールで埋まっていたのに…。

以前はびっしりだった半屋内会場も、この通り閑散としています。

しかし、いつも古い布物の品揃えが充実のストールで、ドール服に使えそうな幅の狭い(結構貴重!)ビンテージ・レースの詰め合わせを買う事が出来ました。その一部は、このバービーのアウトフィットに使用しました。

人気のフンメルのフィギュリン付きの、ライト・スタンドなんてのを見掛けました。ランプ・シェードはなく、本当にスタンドだけですが。

手編みのグラニー・ブランケットが山積み。

でもやはり惹かれるのは、スクエア・パッチの思い切りカラフルなタイプ。

カード遊び用のテーブル・トップです。トランプ柄のゴブラン地が張ってあり可愛いのですが、返って紛らわしくて遊びにくそう(苦笑)。日本の昔の炬燵の天板って、メラミン側をひっくり返すとフェルト地のゲーム用(主に麻雀??)だったなあと思い出します。

言葉を失う造形の陶器の置物。しかも買っている人が居るなんて。

これは何かと言うと、形成して干乾し中に、不意に犬の足跡が付いてしまったと言う貴重なアンティークのレンガだそうです。一万円近くします。今だったら、犬猫に好き勝手にレンガの上を歩かせてワザと量産しそうです。

フランスのエスカルゴ用の容器。ぽってりした形が可愛く、使い道が色々ありそうです。

時計等のゼンマイを集めて樹脂で閉じ込めてリフォームした、スチームパンクな木箱です。中央は、型押しの(フェイク)レザー。

スウィンギン時代のレトロポップなビンテージは、このフェアでも少数派ですが、オレンジ色のキッチン・ウェアはその時代を象徴するようなアイテム。

この屋外ストールは、オレンジ色の割合がやたら高かった。

全体的に、色合いが中欧のフリマっぽいと思いました。

大きなノッポの古時計は、ムーブメント部分が刳り貫かれて木製の枠だけになっています。飾り棚とかにアレンジして再利用するのに面白そう。昔実家の古い柱時計を、アクセサリー収納ケースに改造した事があります。

この日も、BBCTV番組「バーゲン・ハント」の撮影が行われていました。

こちらは去り際に見掛けた青チームで、先に見たペアとは違う挑戦者です。一日に付き番組二回分を撮影しているようですが、既に11時頃には店仕舞いを始めるストールも多いので、後半の挑戦者は圧倒的に損だと思います。

お昼に近付くに連れ、買い物客の方はいつも通りに混んで来ました。



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