2025/08/10

アンバー色ラインストーンのフィリグリー・ブローチ

 

六月のアーディングリーのアンティーク・フェアで、緑系ラインストーンのネックレスを買ったストールでは、実は一番最初に目に入ったのはこのフィリグリー(透かし細工)のブローチでした。結局これも一緒に買った為に更に値引いて貰い、二つでかなりお買い得な値段になりました。

一目で1930年代のチェコスロヴァキア製のブローチだと分かり、店主も確かにそうだと言っていました。

幅は約7㎝。ボリュームも充実感も申し分なくあり、これも姉へのプレゼント用です。 

裏面を見ると、中央の大きなスクエア・ラインストーンのカボションのみはオープンバックで、更に台座は二重のように重なった凝った造りなのが分かります。

このカボションの大きさに加えてオープンバックだから、存在感は物凄い威力を発揮します。 

結構隙間に細かい埃が付いていたので、古歯ブラシで擦って落としました。ビンテージ・ジュエリーは、この一手間で随分変わって見えるといつも思います。

一つだけ欲を言えば、小さいラインストーンの底がフラットなので、透明感に奥行きが出ない為に輝きが足りなくて安っぽく見えるのが残念です。

 

 

 


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