緑系ラインストーンの花型連詰めネックレス

六月のアーディングリーのアンティーク・フェアでは、次に屋外ストールで、この連詰めのビンテージ・ネックレスを買いました。石の欠けも無く、デザインも凝っていて魅力的だと思いましたが、連結部分が外れて二つに分かれています。一目でこれなら自分ですぐに直せると分かりましたが、それは言わず、「これ壊れてますけど幾らですか？」と値段を聞きました。売り主は、本当は10ポンドだったけれど、壊れているから３ポンドだと残念そうに答えました。即決で買いました。

家に帰って、外れていた部分は秒で直しました。エメラルド色と淡い黄緑色のラインストーンが使用された、花と葉を模った充実したデザインのネックレスです。中央の花から、ドロップ型が垂れ下がって揺れる所も素敵です。

留め具は、長さを調節出来るタイプ。引っ掛けるだけで簡単と思いきや、意外と難しく、朝の忙しい時なんかはイライラします。ぐるりと回して手前に持って来て、鏡を見ながら付け外しするのが一番です。

最初から、姉へのプレゼントとして買いました。モチーフが具象的過ぎて、姉にはちょっと子供っぽいかもと一瞬思いましたが、…いや、そんな事はないっ。十分ゴージャス。特に黄緑色のラインストーンの煌めきが、自然光でも電灯下でも際立っています。

本物はもっとずっと素敵に見えますが、このエメラルド色のような濃い色のラインストーンは、余程粒が大きくない限り、写真では照明を工夫しても光を通しにくい為に、単に暗く写ってしまうのが毎回もどかしく感じます。  

爪留めは糊付けよりラインストーンが外れにくいと言う利点はありますが、こう言うタイプのネックレスは、台座自体の素材が柔らかく曲がり易く出来ています。今回のように外れただけならまだしも、捻じれて折れたら修復が厄介です。姉に発送する際も、傷まないよう台紙に付けて送るつもりです。