2025/07/25

ミャックミャクにしてあげる

 

今開催されいる大阪・関西万国博覧会ですが、意外と繁盛しているようですね。この海外旅行に簡単に行ける、海外の情報がネットで簡単に得られる時代に、万博ってどうなの?と正直思っていましたが、コロナや国際状況の緊張で開催自体が危ぶまれていたから、兎に角成功しているのなら良い事です。大阪万博の公式マスコット・キャラクター「ミャクミャク」風の衣装をお人形に着せているドル活民も、SNSでちらほら見掛ける人気ぶりです。 

かく言う私も、バービー人形のMTM(Made To Move)ボディにフィットする為のダーツ入り身頃を、青い無地の布で試し縫いしていた時、もしこれに赤い球状の装飾を加えればミャクミャクみたいになるじゃんと全く気まぐれに思い付き、初音ミクのコスプレーヤーのバービーさんに着用して貰う事にしました。

一応ミャクミャク風アイドルの服装を目指しましたが…、単にミャクとミクを掛けただけでモデルを選び、この髪色にも、そもそもバービー自体に似合わない服装だとは自分でも思います。

分かっちゃいたけど、根本的にアイドルとしてはトウが立ち過ぎて見えます(…未だ十代のはずなのに)。特にこんな二次元的な格好をさせた場合、割とリアルな顔の型押しが返ってアダとなり、まるで男性が女装したような顔の厳つさが悪目立ちし、それが少女アイドルとして見せるのには致命的に無理があると自分でも感じました。 

…いや、今時の日本の男の娘の方が、もっとずっと柔和に女の子らしく化けられるよなあ。

しかし、バービーをモデルにミャクミャクの格好をさせる人はきっと未だ居ないだろうから、他と被らないと言う点だけは救いかも。

スカートの裏地にはチュール地を張り、更にパニエ風キュロットを履かせて出来るだけ膨らませています。アイドル服もロリィタ服も、スカートの膨らみが命!

赤いポンポンのみはクラフト用品店で子供の工作用のを買って来ましたが、装飾を付ける前から、この色合いだけで何だかミャクミャクしい…。

ポンポンはボンドで貼り付けているだけなので、接着面も少ないし、油断をすると外れます。

仕上げに縞ソックスを履かせてコーディネイトしたら、まるでラガディ・アンか、某ハンバーガー・チェーン店のキャンペーン・ガールみたいだと思いました。

赤いポンポン・セットには巨大ポンポンも入っていて、猫の玩具位にしか使い道がないから(しかしタラちゃんは興味無かった…)、ドール用のチアガールの房にしてみました。

して、肝心の試作した身頃ですが、今だMTMボディに合っておらず、胸回りは余ってもたつき、その割に背面はギリギリのぱつぱつで、まだまだ大きく改善が必要です(トホホ)。ボディにアルミ箔やマステ、キッチンペーパーを巻き付けてトレースしてまで型紙を起こしたと言うのに~(涙)。

元々ノースリーブ用に作ったから、パフスリーブを縫い付けるのには、アーム・ホールが小さ過ぎてキツイし…。

HPを見ていたら、実はミャクミャクは細胞と水が一つになった不思議な生き物と言う設定だそうです。てっきり大阪だから赤いタコヤキが元になっているんだろうとか()、ミスドのポンデリングみたいだなーとか、もしかして赤い動脈と青い静脈でミャクミャク?とか勝手に思っていました。

どちらにせよ、ミャクミャクは発表された時から、何故か結構惹かれるキャラでした。赤と青のキッパリ潔い色の組み合わせが好きだし、「脈々と引き継がれる」の言葉を思い出させるネーミングの響きも良いし、何だかミャクミャク様と崇めたくなる程御利益はありそう。 

万博が今の所成功しているのも、ミャクミャク様のお陰かも知れません。私のバービー服も、その御利益に縋ってちったあ進歩させたいよ…。




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