イギリスのフリーマーケットでは、時々「無料で持って行って良いコーナー」を設けるストールがあり、ガラクタを段ボール箱やプラケースに詰めてテーブル脇辺りに置いています。家庭の不用品を兎に角手っ取り早く処分したいからで、どうせ売れ残った品はチャリティショップに寄付するつもりでも(大抵街の中心部にある為に意外と運ぶのが面倒)、わざわざフリマ会場に持って来て再び持って帰るよりはマシだからだと思います。このウェッジウッドの「ワイルド・ストロベリー」の皿は、そんなタダ箱から貰って来ました。
以前からこの柄は割と好きですが、数年前にもフリマでワイルド・ストロベリーの小皿がタダだった事があり、イギリス人には余りに在り来たり過ぎて価値のない陶器なのかなあ?と思っています。一応ウェッジウッドだし、特に状態にヒビやカケ等の難もないんですけどね。同じくウェッジウッドのジャスパーなんかも凄くしょっちゅう見掛け、中古だとかなり安く売られています。
この14×21㎝位の長方形に近い横長の皿は、ワイルド・ストロベリーでも余り見掛けた事がないと思いました。検索してみたら、名前は「スパイラル・トレイ」と言うそうです。縁にうっすらとスパイラルのような溝が入っているからのようです。用途は、サンドウィッチ等のお茶菓子を、ちょっと摘まむ為の物かも知れません。そして新品だと、今はインドネシア製のくせに日本では6000円以上もする事に驚きました。この皿のように返って中古の方が、イングランド製の確率が高い訳です。
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