2025/04/19

ポーリッシュ・ポッタリーの飾り卵

 

昨年夏頃のフリーマーケットで、大好きなポーランド製の卵型陶器を買いました。50ペンスと格安でした。ポーランド陶器らしい藍色の連続文様を中心に、フォークロアな花柄が絵付けされています。明らかに、復活祭の装飾用に製造された陶製卵です。

しかし普通こう言うアイテムは、柄違いの数個を集めて飾る物で、一個だけでは全く様になりません。

そこで、今までフリマ等で買い集めた、民芸品のイースター・エッグ達と集合させてみました。奥の二つは多分ロシアの木製で、マトリョーシカ同様に入れ子式になっています。左はチェコ製で、感心する程良く出来た紙箱に入って売られていた、首都プラハのスーベニールでした。中央と右はろうけつ染めで、ポーランド、またはウクライナか、旧東ドイツのポーランド系住民ソルブ人の民芸品かも知れません。左右中央の三つは、本物の卵の殻から中身を出して彩色されています。素材や出身国は違えど、フォークロア同士で結構纏まって見える気がします。どちらにせよ、東欧や中欧等のフォークロアを重んじる国は、イースターの飾り付けも凝っているように思います。





 

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