2025/01/16

春のソールズベリーのアンティーク・モール 2

 

昨年春に訪れたウィルトシャー州の大聖堂都市Salisbury ソールズベリーには、街の中心部に昔から「Salisbury Antique Market ソールズベリー・アンティーク・マーケット」と言うアンティーク・モールが在ります。最初に訪れた「フェニックス・エンポリウム」とは対照的で、味のある古い建物を利用した、店内も品揃えも「これぞイギリスのアンティーク・モール!」と言った雰囲気です。

このモールの在るCatherine Street キャサリン通りには、チャリティショップがずらりと並んでおり、毎回一軒一軒覗きながら進みます。充実しているチャリティ屋が多いものの、観光地なせいか値段は全体的に高めです。

アンティーク・モールの正面入って直ぐの一階のガラス・ケース&キャビネットには、ビンテージ・コスチューム・ジュエリーがぎっしり。

中々魅力的な物も多く混じり、値段も特に高くはありませんが、ぎゅうぎゅう過ぎて見辛い💦


只でさえ、アンティーク・モールは照明の暗い所が多く、老眼の中年には見えにくいのに…。

夕方近くて時間も余りなかったし、せめて重ならないように配置して欲しかった。品物豊富なのには違いなく、ちょっと嬉しい愚痴です(笑)。

テイスト別に、分類して纏めてある箇所も。こちらは、イタリアのマイクロ・モザイクが集まっていました。

誕生花ブローチも、幾つか揃っていました。

一階には、この他銀器等が売られています。
ちょっと不思議な造りの建物で、二階へは一回外へ出てから階段を上って行きます。ビンテージ・ドレス中心の、中々素敵なストールがありました。

また、優雅なテーブルウェアが集まった売り場もありました。

イギリスの古物ファンが好む食器と言えば、正にこんなエレガント・テイスト。

自分の好みではないし、我が家の食卓にはまるで似合いませんが、美しいとは思いました。

自分のVRのアバターがキツネ少女でキツネ好きのP太は、キツネのフィギュリンが気になります。

三階もあり、やはりティールームが入っていました。カフェやティールームを併設したモールは、珍しくありません。遅い時間だったせいか、授業を終えた大学生らしい若い女の子達が利用していました。

原本通りのイロン・ヴィークランドの挿絵版のリンドグレーンの本をイギリスで見るのは、意外と初めてかも。 

以前日本の義妹にフンメル人形を贈ったら気に入ってくれたので、このフィギュリンを今回の帰国のお土産に…と考えていました。が、既に閉店間際で、一階の会計場所に戻ってキャビネットの鍵を開けて貰う時間がなかったせいか?(憶えていない)見逃してしまった。今見てもかなりめんこいのに、値段も外から確認出来るのに一体何故??

イギリスの古物には、軍物も欠かせません。中央のガラスケースには、日の丸と日本刀らしき物が入っています。

剣や銃等の、武器専門ストールも在り。好きな人には堪らないんだろーなあ。

このアンティーク・モールの三階の窓から見えた、忘れ難い飲み屋の外観です。店名を「無礼な巨人」と言うそうで、この巨人ってイラストからして、お隣ドーセット州の丘に住んでいるあいつだよね…。こちらは、一応理性の下着(多分イチジクの葉)を着用しているけど。

今回はアンティーク・モール巡りが一番の目的だったので、街中は大して歩いていませんが、ソールズベリーはこんな季節でさえ人気の観光地だと実感。イギリスで最も背が高い、またマグナカルタで有名な大聖堂を持ち、中心部にも木組みの家が点在し、いつ訪れても海外からのやかましい修学旅行生集団に出くわします。




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