モーヴァン丘陵地帯は、ウェールズ国境から遠からぬイングランドの西部に在る、ヘレフォードシャー州、ウースターシャー州、そしてグロスターシャー州の北部に跨る、イングリッシュ・ローズの名前にもなっている風光明媚な丘陵地帯です。我が家から日帰りで行って帰って来るには滞在時間が少な過ぎて難しく、その近辺にも訪れたい場所が多い事を考えると、最低二泊は必要だと思っていました。
行くとなると、①高速道路4号線から西へ進み更に高速6号線を北上する、②高速4号線から国道417号線を通りコッツウォルズを横断する、③高速40号線で北西へ進み途中から国道で西へ進む、の三つのコースが考えられましたが、ネットの交通情報ともリンクするナビゲーターの指示では、③を通れとの事。お城で知られたウォーウィック辺りで高速を降り、シェイクスピアの出身地として有名なストラスフォード・アポン・エイヴォン近くで正午となったので、横道に逸れて持って来たお弁当を食べる事にしました。
後で調べたら、Snitterfieldと言う村の戦没記念碑の立つ小さな公園です。見晴らしの良い高台にあり、ベンチも用意されていますが、実は真下が交通量の多い国道46号線で相当うるさいのです。
そう言えば、長年イギリスに住んでいるのに、ストラスフォードには一度も行った事がありません。余りに観光地過ぎて行きたいとも思った事がないからですが、シェイクスピアには多少は興味があるし、喰わず嫌いしないで一度位は訪れてみようと試みた事があります。しかし調べると、どう考えても非常に駐車するのが難しく、全ての入場料が馬鹿高いのでアッサリ諦めました。
初日の天気は生憎曇天ですが、そんな訳で私達夫婦のモーヴァン丘陵地帯方面への旅の始まりました。
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