2024/12/15

11月のアーディングリーのアンティーク・フェア 2

 

Ardingly アーディングリーのアンティーク・フェアの毎年11月の年の最後の開催日には、大抵は姉や友達へのXmasプレゼントを買うのが一番の目的で行くのですが、今回は既にお概ね買ってあるから、余程相応しい物に出会えたら買おう位に思っていました。

しかし、プレゼントに適していると思える物には本当に全く出会えなかった処か、自分用にさえ良いと思える物には出会えませんでした。今回私がここで買ったのは、結局ビンテージ・レースの詰め合わせ2袋だけ。特にビンテージ・ジュエリーは、今回はピンと来る物を全く見掛けませんでした。

このインタリオのコンパクトは、もし手頃な値段だったら自分用に買いたいと思いましたが、25ポンドとあっては単なるコレクションに加えるのには高過ぎて見送りました。

こんな繊細な刺繍の美しいビンテージのパーティー・バッグも見掛けましたが、姉が求めているのは50~60年代のバッグのはず。

贈り物に関係ないけど、ホフロマ塗りのサモワールかな? 茶がガンガン飲めそう。

哀愁漂う、味出捲りの古い縫いぐるみ。

こちらのオールド・シュタイフは、中々良い品揃え。

面白いアイテム自体が少なかったので、クリスマスに因んだ写真でも載せます。

こう言うアイテムをこう言う場所で買う事はまずありませんが(一番高いから)、例え自分にとっては外国の製品であってもノスタルジーがあり、見掛けるとやはりクリスマスらしさが盛り上がります。

と言うより、イギリスの現在の巷で溢れているXmasグッズより、こう言うビンテージにこそ自分の求めているクリスマスらしさがあると感じます。

 こんなキッチュなビニール製のミニ・ツリーでさえ、古い物の方が愛おしく見えます。

もっとも、イギリスの昔のXmasデコレーションの中には、日本からの輸入品も多かったようです。

日本製っぽいサンタや雪だるまの紙製人形、ドイツのエルツ産らしい木製人形の中に、全くXmasに関係ない中国製の針刺しの混じっている所が御愛嬌。

古くはないけれど、ポーランド陶器のクリスマス用の大皿。

やはり出店者が少なくなって来ているから収穫が少ないのか?と言うと、必ずしもそうではありません。

例え出店数が少なくとも、自分好みの物に多く出会える場合もあるのが古物の面白い所です。要は博打ですが、買うか買わないかは自分で見て選べる為、本物のギャンブルと違いお金を失う事は(入場料以外)ありません。

現にP太は今回も嬉しい買い物が出来たので、やはり出店数のせいとは限らないようです。

P太の一番のフェアでのお目手は、このところ銀貨なのですが、生憎それには出会えませんでした。今回彼が買ったのは、これまた最近凝り出したアイテムの腕時計です。

と言っても、ロレックスやオメガとかの高級腕時計ではなく、Gショックのようなゴツいスポーツ系でもなく、日本のシチズンのエコドライブなんです! 

彼に言わせると、電池替えの必要のない太陽光熱発電の腕時計では、シチズンが最高なのだそうです。


水曜日のフェアの開催時間は4時までですが、その日は既に午前中から店仕舞いを始めるストールが多く、我々もいつもより早い1時頃にはフェアを去りました。霧が出るのは朝だけで、 午後から晴れるとの天気予報だったのに、結局一日中霧掛かっていて一層薄ら寂しく見えました。



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